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会長ご挨拶

 日墨交流会のウェブサイトを、ようこそお訪ねくださいました。感謝もうしあげます。

 日本・メキシコのあいだには、1971年に開始された「日墨研修生・学生等交流計画」(2011年度より「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」に改名)という、 両国政府交換留学制度があります。開始以来、半世紀ちかく、両国の交換留学生の合計は、現在までに4,000名をこえています。2017年夏の派遣予定留学生は、「第45期生」の募集となります。

 日墨交流会(Asociacion de Ex-Becarios Japoneses en Mexico)は、この制度によって日本側からメキシコへ派遣された元・留学生有志によって、 1994年に設立されました(初代会長は高山智博氏。第1期生。現在は上智大学名誉教授、当会顧問)。創立からもうすぐで、四半世紀を迎えるところです。 会の活動には、外務省とメキシコ大使館の協力をいただいています。

 会の目的は、メキシコの人と文化のすばらしさを知ることで、相互理解を促進し、 友好親善に寄与しようというものです。そして会員相互の親睦・交流を目的としています。 これまで発刊してきた会報の号数は、第36号となりました。ひろくメキシコの文化、歴史、社会、経済などを知るために年に1~2回ほど開催してきた「メキシコ・セミナー」も、第25回をかぞえました(いずれも2017年4月時点)。 2008年にはこれまでの会のとりくみに対して、外務大臣表彰(団体)も受賞させていただきました。

 しかし、わが国におけるメキシコにかんする情報はまだまだ少なく、 その魅力がおおくの方がたにつたわっているとは決していえないのが現状です。 また、幹事会メンバーは、皆それぞれ本業をかかえながらボランティアで会の活動に参加しているため、 期待されている社会的使命の大きさにくらべて人手がかぎられ、十分な発信ができているといい難いかもしれません。 とはいえ、グローバル化時代の現在、メキシコにはすでに1,000社以上の日系企業が進出し、 両国の経済やビジネス上のつながりは、先行するかたちでますます深まっています。

 当ウェブサイトでは、みなさまにもっとメキシコを知っていただき、そのうえで、さまざまな交流の場となりますことを心から願っております。 サイトの名称は、「ZOCALO(ソカロ)」と名づけました。この言葉が、メキシコでは “人々が集う中央広場” を指す、ことからです。

 日本とメキシコによる平和的な人と文化の相互交流こそ、 両国関係のいっそうの発展につながると信じ、友好親善の一助となるべく努めてまいります。 会の趣旨にご賛同いただける方がたのご参加、ご協力のほど、何卒よろしくお願いもうしあげます。

2017年4月
日墨交流会会長  所 康弘(第31期生)





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goaisatu

(和訳)

2017年4月5日東京にて

日墨交流会
会長 所康弘殿

拝啓

 日墨交流会会長ご就任に際し、心よりお祝い申し上げますとともに、貴交流会がより一層魅力溢れる活動を展開し、ご成功を収められることと確信しております。

 ご存知のとおり、日墨関係は400年以上の歴史をもち、今や両国は「戦略的グローバル・パートナーシップ協定」により、経済・貿易、学術、文化、国際開発協力などの重要な分野において、多様な政策協議を積み上げてきました。

 今日までこのような親密な関係の維持を可能としている礎は、メキシコ文化の普及につとめてこられた日墨交流会ならびにメキシコと関係する様々な分野でご活躍される会員の皆様のご尽力によって築かれてきたと言えます。

 最後に、日墨関係のさらなる発展のため、当大使館は貴交流会への協力をお約束し、私からのご挨拶とさせて頂きます。                                                     
敬具

メキシコ大使

カルロス・アルマーダ